Ubuntu10.04でFlashの日本語が表示されない

5/4に来ていたアップデートでニコニコなど、flash内の日本語が表示されなくなった。
悪さをしてそうなのは
language-selector(0.5.8)
languageselector-common(0.5.8)

0.5.7から0.5.8になったときにフォントのマッピングが変わったのかもしれない。
システムのフォントマッピングを変えるのは怖すぎるので、ユーザ設定を利用することにする。

設定のコピー

/etc/fonts/conf.avail/69-language-selector-ja-jp.conf がフォントのマッピングをしているファイルである。それを .fonts.conf ファイルとしてホーム以下にコピーする
$ cp /etc/fonts/conf.avail/69-language-selector-ja-jp.conf ~/.fonts.conf 

.fonts ファイルを less などでとりあえず開いてみると serif と sans-serif のところで DejaVu が一番上になっていて優先度が高くなっている。
DejaVuは日本語フォントを持っておらず、エディタやブラウザで選んだ場合はDejaVuの次にあるフォントの日本語を用いている。
しかしflashはこの一番上のフォントしか用いないために日本語が表示されないということになる。

なので、DejaVu には一番後ろに行ってもらって、10.04で採用されたTakaoフォントを一番上に持ってくることにした。
flashは sans-serif だけ変更すればいいらしいが、気分的に serif のほうも変更してみた。
もちろん、gedit や emacs、 vi など好きなエディタを使って .fonts に変更を加えてください。

おお、日本語が帰ってきた。
めでたしめでたし。